150万再生の眞子さま動画とは?

ネットで「皇族萌え」 150万再生の眞子さま動画とは?
(更新 2014/9/ 3 07:00)
国民の象徴たる天皇陛下、皇后陛下を始め、雅子さまや愛子さまには熱心な追っかけファンが少なくない。
だが、その多くが中高年の女性であるのに対して、秋篠宮家の次女、佳子さま(19)の親衛隊は
30、40代の男性も多いようだ。ファン層の違いは明白だ。
「佳子萌(も)え」という言葉もネットで流通するようになった。
そもそも皇族萌え現象のきっかけをつくったのは、今春に国際基督教大学(ICU)を卒業し、
公務に励む秋篠宮家の長女、眞子さま(22)だ。ネット界には眞子さま萌えのファンも少なくない。
9月17日には英国屈指の伝統校、レスター大学大学院への留学に出発する予定であることから、寂しがるファンもいるだろう。
20歳を過ぎたころから、ふっくらとしてきた眞子さま。
眞子さま萌えのファンは、そこにお姉さま的な包容力を感じるようだ。
眞子さま、佳子さまのファンが、これまでの皇室ファンと異なるのは、
ネットの世界で特殊な世界観を形成している点だ。そこにあるのは皇室とサブカルチャーの融合といえる。
眞子さま、佳子さまのキーワードでネットを検索すれば、美少女風のイラストが多く見つかる。
作者の坂上海(さかがみうみ)さんは20代男性。本業もイラストレーター。
長年、佳子さまの動静に注目してきたウオッチャーのひとりだ。
佳子さま人気がじわりと高まってきたのは2007年ごろ。この年、佳子さまは東京都スケート連盟が主催する
フィギュアスケート大会の「ノービスB女子」部門で優勝。春には、学習院女子中等科に入学した。
学習院の女子の制服はセーラー服。初等科では赤色だったスカーフが
女子中等科では青に、女子高等科では黒へと変わる。
しっとりと落ち着いた雰囲気のセーラー服姿に萌えてしまった男性は多いという。坂上さんが言う。
「僕がセーラー服姿の佳子さまの映像を見たのは、あの方が高校生のころです。
醸し出される雰囲気がセーラー服とよく似合っていて、ひと目惚(ぼ)れでした」
このセーラー服萌えのウオッチャーたちを覚醒させたのは、姉の眞子さまだ。
眞子さま萌えのファンとしてイラストを描いてきた40代男性のCG.AKAMEさんが背景を解説する。
「04年、学習院初等科の卒業式ではメガネ姿の眞子さまの映像がテレビで流れました。
メガネっ娘の眞子さまのコラージュ画像がネットで流行りました」
眞子さまのイラストを描いた30代男性の#104さんが続ける。
「学習院女子中等科の入学式を写したセーラー服姿の画像がネットで広がり人気が爆発しました。とはいえ、
宮内庁の目が怖い。『Ma子様』という隠語で人目を忍びながら、ネットで魅力を語り合うファンもいた」
眞子さまのイラストや画像を集めたファンサイトも立ち上がった。16歳の誕生日を控えた07年の秋には
ニコニコ動画にイラストを集めた作品が投稿された。軽快なリズムの曲に合わせてセーラー服や
体操服姿の眞子さまのイラストが次々と登場する。「眞子さま」が「ひれ伏しなさい」と叫び、
男性らが「ひーめ☆ひーめ☆」と声援を送る内容だ。
再生回数はなんと157万回に達し、34万件のコメントが寄せられた。
やはり萌えのイラストをネットにアップした30代男性のkenkenさんは、動画のような現象についてこう解説する。
「絶対的な存在に憧れ、服従したいという願望をひそかに抱く人は少なくありません。
僕は皇室イコール権力とは思っていません。ファンの方もそうでしょう。
だが、『権力者』的な設定がなされているのは、特殊な環境下で暮らす皇室の方々は
そうしたキャラ付けがしやすいだけでしょう」
眞子さま、佳子さまとアニメや漫画をはじめとするサブカルチャーの世界が結びついたのは同時期だ。
イラストは「皇紀」という言葉や「日の丸」などがあしらわれることも多いが、
ファッションアイコンとしてとらえるファンが多い。まもなく軍事モノと美少女をコラボさせた、
ミリタリー萌えへとつながった。いずれも右傾化といった言葉とは一線を画すという。
同ジャンルを確立させたのは07年から4年ほど執筆された小説『女皇の帝国』『女皇の聖戦』シリーズだった。
光文天皇の長女、那子(なこ)内親王が海軍元帥として活躍するという架空の設定だ。
最近も、花とゆめコミックス『パレス・メイヂ』2巻が刊行。明治から大正の架空の日本を舞台に
軍服を着た女帝彰子と少年侍従の宮廷生活を描いて人気を博している。
いずれもヒロインはロングストレートの髪に切れ長の目を持つ美少女。
眞子さまや佳子さまを重ね合わせる書き込みもチラホラみられる。
萌えるファンの嗅覚は鋭い。女皇シリーズ作者の吉田親司氏は、制作過程について、こう打ち明けた。
「小説の企画を持ち込んだのは出版プロデューサーでした。私が執筆した段階で設定は大幅に変えましたが、
当初はブームを追い風に眞子さまをモデルにしたようです」
※週刊朝日 2014年9月12日号より抜粋
http:// dot.asahi.com/wa/2014090200097.html

  • 最終更新:2017-06-10 11:23:20

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