静養のための公務

女性セブン2014年9月4日号
この夏、愛子さまが何よりも楽しみにされていた静岡県・須崎御用邸でのご静養。
8月18日夕方、皇太子ご一家は新幹線で帰京されたが、愛子さまは、ほんのり日焼けをされ、夏を満喫されたご様子が伝わってきた。
8月12日から1週間、愛子さまは毎日のように朝から晩まで海水浴を楽しまれたという。
「雅子さまもご静養を楽しみにされていたようで、下田に入られたときには、
出迎えた市民らに笑顔で声をかけられるなど、期待に胸を躍らせているといった感じでした。
しかも、真っ白なバッグまで新調なさっていました」(皇室記者)
そんな夏休み前から、雅子さまが公の場に姿を見せられる機会が増えている。
7月15日、皇太子ご一家は、昭和天皇が眠る武蔵野陵と香淳皇后の武蔵野東陵をご参拝になった。
雅子さまにとっては12年ぶり、愛子さまは初めてのご参拝だった。
7月28~29日には、ご一家で伊勢神宮(三重県)を参拝されている。
昨秋、20年に1度の式年遷宮を終えたことに際してのご訪問だったが、
伊勢神宮も愛子さまにとっては初めてで、雅子さまは前回の遷宮以来、実に20年ぶりのご参拝となった。
また8月3日にはご一家で、都内で行われているインターハイ(高校総体)の女子サッカーやバレーボールの試合を観戦されている。
こんな雅子さまの元気なお姿に、今後への期待を膨らませる報道が相次いだ。

しかし、この雅子さまの積極的な動向について、あるベテラン皇室記者がこう話す。
「毎年、雅子さまは夏になると動き出されるんです。今年も例年通りの行動を見せられたという印象ですね。
夏休みに取られる長期ご静養に対しては以前から批判の声が上がっていました。
ご公務は休まれているのに、私的なご静養はしっかりお取りになるのはいかがなものかということです。
そういう声を気にされてか、夏休み前に少々無理をして公務に出られ、批判のトーンをやわらげようとされているのかと感じてしまうんです。
この記者が言うように、雅子さまは例年、冬から春にかけては公務の回数が少なく、
夏休み目前となる7月になると公務の数も増え、公の場に姿をお見せになる機会も多くなっている。
「しかも、今年の伊勢神宮のような国民にとって印象的な公務を果たされることが多いんです」(前出・ベテラン皇室記者)
伊勢神宮ご参拝やインターハイご観戦前、中学生になられた愛子さまの不安定な登校状況が問題視されました。
雅子さまとしては、ご公務に愛子さまもご一緒させることで、“愛子も元気ですよ”と、
両陛下、そして国民にアピールされたように思います」(前出・ベテラン皇室記者)

(※平成24年)夏休み目前の7月26日、両陛下が主催され、旧皇族や華族が集まる「菊栄親睦会」には出席されている。
「両陛下は雅子さまがご療養生活に入られて以後、公務より私的なご活動を優先される雅子さまを心配され、ときには苦言も呈されてきました。
そのため、雅子さまは夏休みを前に、両陛下に安心していただくために出席されたのでしょう」(前出ベテラン皇室記者)
(略)
両陛下とご一緒の公務は、新聞やテレビなど、メディアにも取り上げられることも多く、国民に対して、
“雅子さまは元気に公務を務められている”という印象を与えましたよね。
この年(※平成25年)も須崎と那須の2回にわたって静養されていますが、
その間には被災地の宮城県を慰問され、公務への意欲を見せられています」(前出・ベテラン皇室記者)

天皇陛下のご学友であり、元共同通信社の橋本明氏がこう語る。
「毎年8月、両陛下は長野県軽井沢でご静養されますが、そのとき、大日向開拓地を訪問されます。
ここは旧満州(現・中国東北部)での満蒙開拓んら引き揚げた人々が入植したところで、
多くの日本人が大変な苦労をしてきた。両陛下は、その開拓者たちを訪問するために訪れているのです。
一方の皇太子ご一家は、ご静養がプライベートタイムであることはわかりますが、“遊び”の印象が強すぎるんです
そして、夏のご静養後における雅子さまの公務への取り組み方を不安視するのは皇室ジャーナリスト・神田秀一氏だ。
「国民は長期の夏休みを取られて、英気を養われた雅子さまに、秋以降のご公務への期待を膨らませます。
ところがその後は、愛子さまの教育などに力を注ぐことに重きを置かれ、
夏休み前の公務をなされない状態に逆戻りされています。これでは、ご公務完全復帰への道筋は見えてきません」


  • 最終更新:2017-06-10 17:32:37

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