秋篠宮様、紀子様の教育方針

文藝春秋2013年5月
秋篠宮様、紀子様の教育方針
江森敬治
「ありがとうございます」
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまは3月14日、東京都文京区のお茶の水女子大付属幼稚園を卒園。
両親に付き添われて卒業式に出席した。
卒業証書を手にした悠仁さまは、報道陣から「おめでとうございます」と、声を掛けられるとありがとうございます」と、大きな声で答えていた。
年長組になってからチャボの世話を始め、「最後までしっかりやろう」と、友だちに呼びかけながら、
小屋の掃除などに取り組んだ。最近、悠仁さまは幼稚園で、竹馬に乗ったり、たこ揚げをしたり、
ドッジボールや砂遊びを友達と一緒に楽しんでいる。竹馬を根気強く練習し、園庭をあちらこちら竹馬で歩いている。
寒さの中でも元気いっぱいだ。
昨年秋、悠仁さまは、幼稚園生活最後となる運動会に参加した。
お茶の水女子付属幼稚園は三年保育で、年少、年中、年長組へと進級する。
年長組の悠仁さまは、秋篠宮ご夫妻が見守る中、綱引きやお遊戯などに出場した。
悠仁さまは、リレー競技にも出場したが駆け足は速かったようだ。
宮さまは三年間、運動会には必ず出席した。
「年少組、つまり一番最初のときと年長組になった今年、その三年間で随分子どもというのは大きくなるというか、
成長するものだなという印象を持ちました」と、宮さまは昨年11月の会見で語っている。
また、この会見で紀子さまは「年少のときは、運動会はどういうものかわからずに参加しておりましたが、
年中になりだいぶ運動会の様子がわかりまして、年長組では年少、年中の競技も楽しみながら、
また保護者の参加する競技もありましたけれども、それも楽しみながら幼稚園最後の運動会を過ごしていたと思います」と、振り返った。
今年四月、秋篠宮家では、悠仁さまは、お茶の水女子大付属小学校に、二女、佳子さまは学習院女子高等科から、学習院大学文学部にそれぞれ入学。
この春、二人は一年生。新生活への期待を膨らませている。

■親子で起震車を体験
悠仁さまは平成18年9月6日に秋篠宮ご夫妻の三番目の子どもとして生まれ、現在は六歳。
皇室に男子が生まれたのは、秋篠宮さま以来、41年ぶりのことで、悠仁さまは皇太子さま、秋篠宮さまに次いで
皇位継承順位が第三位となる。皇室典範では、「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定めており、
将来、悠仁さまが天皇となる可能性は高い。
皇太子さま、秋篠宮さまの次世代の皇位継承者である悠仁さまがどのような教育やしつけを受け、
どのように育って行くのか。その時々の成長ぶりは国民から注目されている。
お茶の水女子大付属幼稚園に入園したのは平成22年4月のこと。これは両親が、早いうちから
同じ年頃の子どもたちとの交流の機会を増やそうと、三年間の一貫保育を強く希望されたためだ。ちなみに、
学習院幼稚園は二年保育なのだ。紀子さまは平成21年から日本学術振興会の名誉特別研究員として
お茶の水女子大学で、健康などをテーマに調査、研究活動を続けている。
子どものいる女性研究者を支えるために同大学が新設した「特別入学制度」が、
悠仁さまの入園に際しては適用された。紀子さまは、悠仁さまを幼稚園に送り届けた後、
お茶の水女子大で研究に取り組みこともしばしばだった。
学校選択においても皇族だからといって、「まず学習院ありき」ではないところが、いかにも宮さまらしい。
子どもの可能性を十全に伸ばすためにはどうしたらよいか。模索し、いろいろな人に意見を求めながら、
総合的に判断した結果、お茶の水女子大付属幼稚園を選択。そして、付属小学校へ進んだ。
紀子さまが仕事で忙しい時は、長女の眞子さまや佳子さまが悠仁さまを幼稚園まで連れて行った。
眞子さまは現在、英国留学中。今年になって佳子さまは、卒業レポートを作成するため、
学校に行く必要がない時は、仕事で忙しい紀子さまに代わって、悠仁さまを幼稚園にまで送り迎えした。
今年2月、宮さまは幼稚園で悠仁さまと一緒に防災訓練に参加した。
白い煙が充満しているテントの中をくぐり抜けたり、起震車に親子四組ずつ乗り込み、
宮さまと悠仁さまは他の親子たちと震度七の揺れを体験した。子どもたちはテーブルの下にもぐり、
親たちはテーブルなどにつかまり立ちした。激しい揺れに驚く子どももいたが、
悠仁さまは貴重な体験に終始、笑顔だった。「息子は、この三年間、元気に幼稚園に通い、
友達もたくさんできました。幼稚園側の対応にも感謝しています」と、宮さまは私に話した。

■「小さいのもかわいいよ」
天皇陛下は子育てやしつけんは厳しかった。宮さまが子どもの頃、陛下から算数や漢字の読み書き、
東宮御所のプールや浜名湖での泳ぎを徹底的に教えられた。悠仁さまの勉強や運動について宮さまは、
陛下のようには熱心に教えていないと謙遜するが、悠仁さまはひらがなは読み書きができる。
英語の勉強はまだだが、漢字には興味を持っており、画数の多い漢字が好きだ。
「息子は、今年の年賀状から自分で名前を書きました」と、宮さまは私に説明した。
私の手元にある宮さまの年賀状で確認した。年賀状は印刷されたものだが、元の原稿には、
「恭賀新禧」「本年の御多幸をお祈り申し上げます 秋篠宮文仁」と、宮さまが書道「有栖川流」の
雄渾な筆致で書き、その後に、紀子、眞子、佳子と順番に各自が署名。最後に悠仁さまが自分で名前を、
しっかりとした筆遣いで書いていた。確かに昨年までの年賀状の筆跡とは異なっていた。
悠仁さまは、宮さまが四十歳の時に生まれた。それだけに、宮さまは、娘たちが小さい頃と比べ、心に余裕を持って接しているようだ。
「どんな時に大きくなったな、と感じますか」と、私が尋ねたところ、「抱っこしたときですね。
ずしりと重い手ごたえを感じた瞬間に、成長したなと感じます」と、即答した。
「私は息子の頭やほっぺをなでるのが、とても好きなんです」。このように笑顔で付け加えてくれた。
「ゆうちゃん」。あるいは、「ゆうゆう」「ゆっぴー」と、家族の間で呼ばれている悠仁さま。
最近も、相変わらず昆虫や動物に興味しんしんらしい。
「ゆうちゃん」は、毎年夏になると、両親と一緒に頻繁に御所に出かけ、吹上御苑などで昆虫採集を楽しむ。
「陛下も息子の虫好きを知っておられますので、普通だったら草刈りをしてしまうところをそのままに残して、
虫がたくさんいられるような環境を作っておいたりとか…」と、宮さまは一昨年11月の会見で話した。
悠仁さまが虫取りに熱中している間、天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻はひとときを共に過ごす。
昆虫採集をきっかけに親子、あるいは三世代の交流が深まっているのだ。
「ゆうちゃん」は、昆虫でも動物でも大きいものが好きだった。図鑑に出ていた世界最大の蛾で、
羽を開くと12、3センチにもなるヨナグニサンが昆虫ではお気に入りだ。
恐竜にも興味を持つ悠仁さま。史上最大といわれる草食恐竜のアルゼンチノサウルスが好きだ。
この恐竜は一部の骨しか出土していないが、大きいもので全長約40メートルもあると推定されている。
また、世界で最も背の高い犬で、以前にも宮邸で飼われていたアイリッシュウルフハウンドにも
心惹かれていた時期がある。この犬種は、かつてはオオカミ狩りに使われていたという。
こうしたものに興味を持ったのも宮さまの影響なのだろう。
「でもね、この頃は小さいものも好きになってきたらしいです」と、宮さまは、こっそり打ち明ける。
最近、悠仁さまは、「小さくても可愛いのがいるよ」「小さいのもいいよ。好きだよ」と、
大きいもの好きの宮さまに勧めている。紀子さまには以前から、「小さいのも可愛いよ」と、話していたらしい。
「ゆうちゃん」は、動物や昆虫は大きくても小さくても、大好きなのだ。
世界の生き物を紹介するNHKテレビの「ダーウィンが来た!」を、二人で一緒によく見る。
「ゆうちゃん」は折り紙で器用にツルなどを折る。また、ペーパークラフトも好きだ。
図鑑から気に入ったサカナや恐竜を選んで、それを紙に描いてハサミで切る。
そして、得意そうに家族に見せる。補助輪なしで自転車に乗れるようになったので、ヘルメットをかぶり、
宮邸のある赤坂御用地の中でサイクリングを楽しんでいる。
「ゆうちゃん」は、以前から自然現象に興味を持っていた。庭の池に氷が張ったとか、霜柱がいつごろからできた、
それはどのくらいの高さだったとか、とても関心があった。
そして今、一番のお気に入りは天気予報だ。昨年末から、新聞で雪マークを探すのが好きになり、
天気予報に興味を持った。東京だけでなく北海道から九州、沖縄まで各地の天気を調べる。
いつも使う宮邸の玄関に温度計が置いてあって、それで温度をチェックする。
「ゆうちゃん」は朝は6時台に起きて、夜は8時台に眠る生活。時々、夜、宮さまに
「明日の天気は晴れ、最低気温は何度。最高気温は何度だから、明日は寒いよ」と、
話してからベッドに入る。この冬の東京は寒かった。何回か雪が降ったり、積もったこともあった。
積雪の日は大喜びで宮邸の庭で雪ダルマを作って遊んだ。
「元々、玄関に置いてあったのか、
(悠仁さまが)毎日の気温に関心があるから、温度計を置いたのかわかりませんが、天候や温度をチェックしていますね」。
宮さまは小さな気象予報士の「ゆうちゃん」に感心している。

年の離れた二人の姉は、悠仁さまにとって、とても頼りになる存在だ。悠仁さまに誘われて、
一緒に御用地内でサイクリングをすることもある。佳子さまは平成6年12月29日生まれで現在、18歳。
姉の眞子さまと同じく幼稚園から高校まで学習院で学び、4月から学習院大学文学部に新設された教育学科の一年生だ。
教育学科は小学校教員の養成などを目的につくられた。佳子さまは、小さい頃は、フィギュアスケートに親しんだ。
今は、ダンスにも関心がある。子どもが好きで、教育にも関心のある分野の一つだと、聞いている。
大学を決めるにあたり、学習院大学以外の大学のオープンキャンパスにも出掛けたという佳子さま。
入学後、じっくりと、自分の専門テーマを決めることになるだろう。
佳子さまは昨秋、高校生活最後の運動会に出場した。佳子さまの通った学習院女子中等科、
女子高等科は紀子さまの母校でもある。運動会は中、高合同で行われる。各学年ごとに競技成績を競い合い、
順位を決める。高校三年の佳子さまたちの学年カラーは青だった。学年ごとの応援合戦も熱烈で、
紀子さまは青色のイアリングをして運動会に出席し、佳子さまたちを応援。見事、高三が優勝した。
昨年11月の会見で紀子さまは、自分の学生時代と重ねながら、次のように語っていた。
「私自身が同じ学校に通っておりましたので、その頃のことを懐かしく思い出す機会にもなり、
こういう機会もあともう少しと思いますと、時の流れを強く感じます」。
長女、眞子さまは平成3年10月23日生まれの21歳。現在、国際基督教大学(ICU)に在学中だが、
今は英国・エジンバラ大学に短期留学している。ICUでは雪面滑走競技部に所属し、スポーツ全般が好きだ。
家族は電子メールで眞子さまと連絡を取っている。
留学中の眞子さまについて会見で宮さまは、「誕生日の前後でしょうか(略)
お友達が誕生パーティーのようなことをしてくれたと言って喜んでおりました」と、話した。
仲良しの妹と弟との関係について眞子さまは「妹は年が近いこともあって、年齢を重ねるたびに仲良くなり、
今では妹でありながら友人のような関係です。とくには、夜遅くまで二人で話していることもございます。
弟は逆に、年は離れておりますけれども、一緒に走り回って鬼ごっこのようなことをしたり、
また、最近はいろいろなものに興味があるようで、図鑑に登場する植物や動物などについて
話してくれることがございます」と、会見で明らかにしたことがある。
宮さまによると、眞子さまは比較的なんにでも興味を示し、どこに行っても楽しむことができる。
植物や樹木の観察が好きな宮さまは、平成19年夏に眞子さまを連れて、マダガスカルに調査に出かけた。
高さ約13メートル、幹の周囲が約27メートルもあるバオバブの巨木を宮さまは熱心に観察した。
眞子さまも同じ巨木をじっくりと眺め、とても楽しんでいたという。

■佳子さまがいちばん宮さま似
佳子さまは、姉弟よりも宮さまの性格を受け継いでいるという。「子ども三人の中で一番、私に似ています」と、宮さまは私に話した。
娘2人とも明るくおおらかな性格で、それぞれ反抗期もあったという。
宮さまは、小さい頃から娘たちのしつけにはとても厳しかった。口よりも先に手が出ることもあった。
しかし、歳をとってから生まれた悠仁さまにはそれほど厳しくはない。悪さをしても怒らないものだから、
娘たちは「叱れ、叱れ」と、目で促す。「かつてはよく怒る父親でございましたけれども、最近はすっかり丸くなっております」。
眞子さまは会見で、こう説明したこともある。
宮さまは生物学的な違い以外は、基本的に男女は平等であるという考え方を貫いている。悠仁さまが生まれ、
成長しても「三人の教育方針は変わらない」と、会見で発言し、この考え方は今でも変わらない。
会見で悠仁さまの教育方針を聞かれた宮さまは「皇族としての自分の立場も追々自覚し、
これは前に娘のことでお話ししたこともあったかもしれませんけれども、
持ってもらうようになったらと思っております。そのほか、これも上二人の娘と同じことになりますけれども、
自分の関心のあることなどを深めていってくれれば良いなと私は思っております」と語る。
また、女性皇族の役割については、「社会の要請を受けてそれが良いものであればその務めを果たしていく。
そういうことだと思うんですね。(略)
私は女性皇族、男性皇族という違いは全くないと思っております。ですから、女性皇族だから何かという
役割というのは、私は少なくとも公的な活動については思い当りません」と、会見で話している。
平成23年3月11日、東日本大震災が発生。その年の夏に眞子さまと佳子さまは東北に行き、
皇族としてではなくボランティアの一人として被災した子どもたちを支える活動に参加した。
宮さまは娘たちに「何らかの形で支援活動に携われるといいね」と話し、決して強制はしなかった。
眞子さまは会見で「皇族方のようにお見舞いという形の被災地訪問は致しませんでしたけれども、
夏にボランティアの一人として被災地でお手伝いする機会がございました。東京で関係者の方にお話を伺ったり、
また、メディアの報道を通して、震災の状況について理解したように思っておりましたけれども、
実際に行ってみないと分からないことがあると実感いたしました」
「私自身も、今後何らかの形で携わっていきたいと思っております」と、話している。
自主性を重んじる宮さまの教育方針が、娘二人の素早い自発的な行動に反映されている。
さて、今後、悠仁さまはどのような進路をたどるのだろうか。とても興味深い。
「学年が進むうちに自分の進路もおのずと絞られてくると思います。最後は本人次第ですが」と、宮さまは私に話したことがある。
動物や昆虫、恐竜などが好きな悠仁さま。将来は、生物学の分野を専攻するのだろうか?
「小さい頃に動物が好きでも、成長しても同じ関心を持ち続けるかどうか分かりません」と、宮さまは続けた。
昭和天皇は海の生き物や植物の研究者。天皇陛下は魚類学者。
秋篠宮さまはニワトリの起源の研究で理学博士号を持つ。悠仁さまも似たような分野に進むのだろうか。
宮さまは、悠仁さまの教育についてゆるやかな方針を持っている。
一つ目は、歴史が重要だという考えを持っていることだ。二番目は、日本各地の伝統や文化、産業などを知ってもらいたい。
そのためには、若い時から全国を旅行し、多くの人たちと触れ合ってほしいと願っている。
宮さまは高校時代は地理研究会に所属。大学生の時は、自然文化研究会を主宰し、仲間たちと全国を回った。
そのときの感動が、今でも鮮明のようだ。
「学生時代はもちろん、大人になってからも私は、公的な活動や大学の研究会などで各地を歩き、その土地、
土地の産業や文化に接し、地元の人たちと触れ合いながら、いろいろなことを学ぶことができました。
将来、息子が公的な活動をする上でも、若い頃の旅行体験が大いに役立つと思います」と、宮さまは私に話した。
三番目は、悠仁さまに海外体験を積ませることだ。眞子さまは現在、英国留学中。
宮さまは眞子さまと佳子さまを連れてタイを訪れたことがある。
「さまざまな文化に触れ、日本と比べ、相違点や共通点があることを理解することが大切だ」。宮さまはこのように私に語った。
学校選択においても、真っ先に子どもの個性や可能性を伸ばすためにはどうしたらよいのかを考える。
そして、幅広く検討し、素早く決断する。私は、日頃から、宮さまの柔軟な姿勢に感服している。
悠仁さまが小学生となったことで、将来、天皇となることを多くの人たちがより意識してか、
「帝王教育はどうするのか」、「いつごろから帝王教育を始めるのか」と、最近、私はよく質問される。
一つの答えとしてだが、現在考えうる最高の帝王教育は、じつは悠仁さまの身近にあると、私は見ている。
それは、悠仁さまが天皇、皇后両陛下に接し、多くのことを学ぶことではなかろうか。
なにより大切な「天皇の心」が、悠仁さまに直接、伝わるはずだ。これが極めて重要だと私は思う。
時代は激しく動いている。国民の望む天皇像や皇室のあり方も、これから大きく変化する。
そうした中にあって、皇族にも変化に即応したスピード感ある、柔軟な姿勢がより
求められてくるだろう。秋篠宮さまが成年式を迎える前の昭和60年秋のこと、皇后さまは次のように宮さまについて語ったことがある。
「小さい時から、非常にものを深く感じる子どもで、表面に出てくるのはさり気ないけれど、
それを自分なりに一生懸命考えているようなところは今も変わらないと思います」。
悠仁さまは小学一年生になったばかり。本格的な勉強はこれからだ。勉強面でも運動面でも、
これからも両親は愛する息子をしっかりと支えるだろう。
秋篠宮さまと紀子さま、そして悠仁さま。三人の歩みはまだまだ続く。

  • 最終更新:2017-02-19 16:03:19

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