皇居の森は、東京の都心に手つかずのまま残された自然だった

佳子さまもご覧に? 「皇居」の知られざる真実! ~新種の植物発見!? 動物4000種!?
2015年9月14日
知らなかった! 皇居の奥まで入る方法って?
東京の真ん中に位置する皇居。実は、手つかずの自然が残る、貴重な場所なんです。
――皇居にまつわる「知られざる真実」を、数々の皇室番組を担当してきた放送作家の
つげのり子さんに教えていただきました。

■秘話その1
皇居の森は、東京の都心に手つかずのまま残された自然だった

東京の真ん中に位置する皇居。
隅々まで管理された場所のイメージもありますが、実は、あえて最低限の手しか加えずに、自然が残された場所なのです。
ここでは、「皇居の自然を正確に把握することが大切」という天皇陛下の意向を踏まえ、
国立科学博物館による調査が行われ、植物およそ1600種、動物およそ4000種が確認されました。
そして昨年、新種の「フキアゲニリンソウ」が見つかったと発表されました。
動物についてもエピソードが。天皇陛下が皇居に出没するタヌキについて、学術論文をお書きになりました。
雪の日には、皇居内にタヌキの足跡が確認されたこともあります。
天皇陛下は魚類の学者でもあるが、専門分野以外の生物で論文を執筆するのはこれが初めて。
これまでの調査で、皇居には最低6匹のタヌキが生息していることが確認されています。
陛下が加わったフンの採取などの結果、皇居内は緑が豊富なことから、
残飯などに頼らず木の実や昆虫などを食べていることが分かったのです。
また、以前、皇太子ご夫妻が飼っていた2匹の愛犬、ピッピとマリは、赤坂御用地に紛れ込んだ迷い犬でした。
大都市・東京のど真ん中では、皇室によって、生命の営みが息づいているのです。

■秘話その2
普段入れない奥のエリアに入れる! 両陛下のお姿も! 「皇居勤労奉仕団」

私たちが皇居の内部に入ることができる機会といえば、天皇陛下のお誕生日と新年の1月2日に行われる
一般参賀が知られています。または、事前に予約して見学できる、皇居一般参観のガイドツアーもありますが、
一般の人が最も皇居の奥まで入ることができるのは、「皇居勤労奉仕団」という、清掃のボランティアです。
勤労奉仕団は、連続する平日の4日間、皇居と赤坂御用地で草むしりや清掃の作業などを行うものです。
基本的に誰でも参加でき、15~60人以内のグループで申し込みを受け付けてくれます。
何度も参加しているベテランも多いですが、最近では、若い人たちの参加も増えてきました。
「気持ちが引き締まる」「清々しい気分になる」など、参加した若者たちからは、心洗われるような感想を聞くことができます。
勤労奉仕は、無報酬のボランティアですが、皇居ならではの、感激の出会いが待っています。
両陛下からご会釈を受けることができるのです!
4日間にわたる皇居内でのご奉仕が終わると、皇室から賜り物が渡されます。
皇室のミニ写真集と、菊の紋章が入った和三盆糖のお菓子。感謝を込めた、両陛下からの贈り物です。
そもそも、この勤労奉仕団は、戦後、空襲で焼失した宮殿の焼け跡を整理するため、
宮城県内の有志が申し出たことから始まりました。美しい皇居を守りたい――。
その思いが、今も連綿と続いているのです。

http:// wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20150831/212976/?n_cid=nbpwol_else

  • 最終更新:2017-05-27 21:21:21

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