皇后陛下は「生前退位」という言葉に衝撃

皇后陛下お誕生日に際し(平成28年)
(一部)
8月に陛下の御放送があり,現在のお気持ちのにじむ内容のお話が伝えられました。
私は以前より,皇室の重大な決断が行われる場合,これに関わられるのは皇位の継承に連なる方々であり,
その配偶者や親族であってはならないとの思いをずっと持ち続けておりましたので,
皇太子や秋篠宮ともよく御相談の上でなされたこの度の陛下の御表明も,謹んでこれを承りました。
ただ,新聞の一面に「生前退位」という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした。
それまで私は,歴史の書物の中でもこうした表現に接したことが一度もなかったので,
一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません。私の感じ過ぎであったかもしれません。



皇后さま82歳 「生前退位」に衝撃
毎日新聞2016年10月20日 05時00分(最終更新 10月20日 05時48分)
皇后さまは20日、82歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、宮内記者会からの質問に文書で回答し、
天皇陛下が生前退位の意向がにじむおことばを公表されたことについて
「皇太子や秋篠宮ともよく御相談の上でなされ、謹んで承りました」と述べた。
一方、新聞報道への感想として「『生前退位』という大きな活字を見た時の衝撃は大きなものでした」と振り返った。

おことば「皇太子や秋篠宮と御相談」
皇后さまは、退位に関する陛下のお気持ちを以前から理解していたとされる。
今回の回答の中で、8月8日に公表された陛下のおことばについて
「現在のお気持ちのにじむ内容のお話が伝えられました」との受け止めを示した。
「皇室の重大な決断が行われる場合、これに関わられるのは皇位の継承に連なる方々」と述べ、
お気持ちの表明までに陛下が皇太子さまや秋篠宮さまと相談されていたことを強調した。
また皇后さまは「新聞の1面に『生前退位』という大きな活字を見た時」の感想として
「衝撃は大きなものでした」と振り返った。
続けて「歴史の書物の中でもこうした表現に接したことがなかったので、
一瞬驚きと共に痛みを覚えたのかもしれません」と「衝撃」の理由に触れ、
「私の感じ過ぎであったかもしれません」と結んだ。
陛下が生前退位の意向を宮内庁関係者に示していることは、新聞各紙が7月14日の朝刊で報じた。
宮内庁関係者は皇后さまの感想について「『生前』という言葉に接して、
その裏にある『死』を連想されたのではないか」と話している。
【高島博之】
http:// mainichi.jp/articles/20161020/k00/00m/040/126000c


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  • 最終更新:2018-11-02 15:32:57

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