病室に届いた美智子さまの特製スープ

皇后の帽子デザイナー平田暁夫さん(89)逝く 病室に届いた美智子さまの特製スープ
(週刊朝日 2014年05月09-16日号配信掲載) 2014年5月1日(木)配信
皇后美智子さまを始め、皇族方の帽子デザイナーとして知られる平田暁夫さんが3月19日に亡くなった。
享年89。心臓病やがんなどと40年近く闘いながら、帽子作りへの情熱を最後まで失わなかった。
平田さんが最後に手がけた作品は、伊勢神宮参拝で美智子さまが着用した帽子であった。
(略)
一方、美智子さまの帽子は、デザイン性と同時にさまざまな配慮が求められる。
美智子さまは、皇太子妃時代を含めて3度も全米ファッション界による、ベストドレッサーに選ばれた。
昭和の時代は、つばの広いブルトンやターバンのように頭を覆うボネと呼ばれる帽子も愛用したが、
平成に入ると、小さな丸い帽子を載せるスタイルが定着した。
ほおを寄せる欧米式のあいさつでは、広いつばが邪魔になる。
小さな帽子であれば、移動の荷物がかさばらず、訪問先で洋服から和服に着替えても髪形が崩れない──。
美智子さまが試行錯誤の末、たどりついた装いだった。
生前、平田さんは本誌の取材にこう話していた。
「皇后さまは、訪問先に縁のあるモチーフをご希望になる。オランダならばチューリップ、
英国の場合はバラという具合です。県花や、土地の織物をあしらうこともあります」
美智子さまは、仮縫いした帽子をかぶりアイデアを練る。帽子を折り曲げ、
銀紙をつけて理想の型を追求することもあった。
美智子さまの配慮や気配りも含めて帽子に具現化するデザイナー、それが平田さんであった。
「平田さんのような才能を持つ人々が、両陛下のご活動を支えている」(宮内庁関係者)
http:// news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20140501-02/1.htm

  • 最終更新:2017-06-13 20:52:22

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