政府/報道/宮内庁

秋篠宮さまを「皇太子」待遇…「退位」特例法案
2017年01月01日
政府は天皇陛下の退位を実現するため、一代限りの特例法案を1月召集の通常国会に提出する方針を固めた。
特例法案は皇室典範と皇室経済法や宮内庁法など関連法の特例を一括したものとする。
皇位継承順位が1位となる秋篠宮さまを「皇太子」待遇とし、退位した天皇の呼称は「上皇」(太上天皇)とする方向だ。
皇室典範には退位の規定がなく、特例法案に退位の手続きや、退位した天皇の呼称などを書き込む。
皇室経済法に関しては、上皇を置くことに伴う支出を規定するほか、
秋篠宮家への支出を皇位継承順位1位に見合う額に引き上げる特例を設ける方向だ。
現在、生計を一にされている天皇、皇后両陛下と皇太子ご一家に支出される内廷費(2016年度)は
3億2400万円。これに対し、秋篠宮家への皇族費(同)は6710万円にとどまる。
http:// www.yomiuri.co.jp/feature/TO000304/20161231-OYT1T50146.html

特別立法、天皇の意思明記せず 退位要件で政府方針
毎日新聞2017年1月1日 東京朝刊
政府は、天皇陛下に限り退位を認める特別立法に関し、
退位の要件として「天皇の意思」は書き込まない方針を固めた。
退位の時期は、法案に明記する方法と皇室会議の議論を経て決定する方法の両案を検討する。
退位後の前天皇の名称や住居、世話をする職員などの宮内庁組織の改編についても明記する。
政府は陛下がおことばで言及した「平成30(2018)年」をめどに退位実現を目指す。
有識者会議のヒアリングでは、強制的な退位を防ぐために「天皇の意思」を退位要件とすべきだとの意見が出た。
しかし、内閣法制局は天皇の意思を退位の要件とすることは「憲法改正事項になる」との見解を示しているという。
天皇の行為は、憲法が定める国事行為▽象徴としての地位に基づく公的行為▽宮中祭祀(さいし)や私的行為などその他の行為--に3分類される。
法制局は、天皇の意思による退位を法律で明記すると3分類に当てはまらず、天皇が政治に影響を及ぼす可能性が残るとする。
このため強制退位を防ぎ客観性を担保するために、皇室会議による議決を経る案が出ている。
有識者会議関係者は「天皇の意思を実際は聞いているが、憲法上は聞いていない形にしなければいけない。
天皇の意思を聞くと法律に書かず、皇室会議で実質的に確認すればいい」と話す。
政府は、例外的な退位を認める根拠規定を典範に書き加えた上で特別立法で対応する案も検討している。
【野口武則】
【ことば】皇室会議
皇室典範に定められ、皇位継承順位の変更、皇族の結婚、摂政の設置などの重要事項を審議する。
委員は首相、衆参両院正副議長、宮内庁長官、最高裁長官、皇族ら計10人。
現在の皇族議員は秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが務める。
http:// mainichi.jp/articles/20170101/ddm/001/040/098000c

19年元日に新元号=皇太子さま即位へ-退位めぐり政府検討
天皇陛下の退位をめぐり、政府は2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同日から「平成」に代わる新元号とする検討に入った。
国民生活への影響を最小限に抑えるには、改元は元日にするのが望ましいと判断した。
今の陛下は18年12月31日に退位し、平成は30年までとなる。政府関係者が11日明らかにした。
菅義偉官房長官は11日の記者会見で、退位に伴う皇位継承と改元の進め方について「現時点において全く考えていない」と述べるにとどめた。
政府は、今の陛下一代に限り退位を認める特例法案を、与野党の議論も踏まえながら、5月の大型連休前後に提出する予定。
退位の日付については、「皇室会議の議決を経て政令で定める」との条文を特例法案に置く案も出ている。
陛下は退位の意向をにじませた昨年8月のお言葉で、「2年後には平成30年を迎えます」と述べられ、18年が一つの節目になるとの考えを示唆されていた。
政府内では、当初から退位の時期について「18年末がめど」(官邸関係者)との見方が広がっていた。
 皇位継承に関し、政府は「退位と即位に関する諸行事の準備期間を勘案すると、退位が決まってから1年程度はかかる」と想定している。
一方、元号が変わればカレンダーなどの印刷物の作り直しや元号を使ったシステムの改修も必要で、
国民生活の混乱や経済的な損失を避けるため、「18年末の退位、19年元日の即位」の日取りとする。
1989年の平成改元の際は、1月7日の昭和天皇崩御当日、有識者懇談会の意見などを踏まえて
三つの候補の中から「平成」が選ばれ、当時の小渕恵三官房長官(故人)が発表。翌日に改元された。
元号法は、「元号は皇位の継承があった場合に限り改める」と規定しているが、
20日召集の通常国会で特例法案が成立すれば、皇太子さまの即位まで時間的な猶予があることから、
政府は元号を事前に公表し、一定の周知期間を設ける方向で検討を進める。
(2017/01/11-12:05)
http:// www.jiji.com/jc/article?k=2017011100190&g=soc

天皇退位後「上皇」に 政府検討 秋篠宮さま、皇太子待遇
2017/1/12付
日本経済新聞 朝刊
政府は、天皇陛下が退位された場合、その後の呼称を「上皇(太上天皇)」とする方向で検討に入った。
皇族としつつ皇位継承権は付与しない方針で、公務など活動のあり方が焦点となる。
皇太子さまの即位後、皇位継承順位1位となる秋篠宮さまは「皇太子」の待遇とすることも検討。
皇室予算の見直しも含め、20日召集の通常国会に提出する退位関連法案に盛り込む見通しだ。
http:// www.nikkei.com/article/DGKKASFS11H2W_R10C17A1MM8000/

「1月1日の即位は難しい」宮内庁次長が見解
1月17日 16時14分
宮内庁の西村泰彦次長は、2019年の元日に新しい天皇が即位する案が検討されていると報道されたことについて、
「1月1日は、皇室にとって大事な儀式や行事が続く極めて重要な日で、
譲位、即位に関する行事を設定するのは難しいと考えている」と述べました。
宮内庁の西村次長は、17日の定例の記者会見で、最近の報道に対する宮内庁の見解を尋ねられました。
これについて、西村次長は「現在、有識者会議でさまざまな議論がなされている最中ですので、
制度に関わることについての仮定の議論に言及することは控えたい」としたうえで、
「一般論として申し上げれば、1月1日というのは、皇室にとって極めて重要な日であります」と述べました。
そのうえで、「早朝から祭しがありますし、国事行為として位置づけられている儀式である新年祝賀の儀が行われます。
1月1日には、両陛下は、これらの大事な儀式や行事を、終日連続して、心を込めてお務めになっておられます。
従いまして、仮に譲位ということになりましても、1月1日に譲位、即位に関する行事を設定するのは、
実際にはなかなか難しいのではないかと考えています」と話しました。
そして、元号を改める改元も、元日にはできないということにつながる考え方だと述べました。
西村次長は、これらの見解について、「1月1日に限定して難しいというのが、今のわれわれの見解で、
これは宮内庁独自の判断だ」としたうえで、どういうタイミングがいちばんふさわしいかについては、
「特にまだ検討はしておりません」と述べました。
そして、「1月1日で決まりみたいな報道が相次いでいますので、
現時点で宮内庁の見解をお示ししたほうがよいと思った。宮内庁としての意思表示をしただけで、
それがどう決まるかはこれからのことだと思う」と話しました。

官房長官 1月1日即位検討全く承知せず
菅官房長官は、午後の記者会見で、「平成31年1月1日の新天皇の即位を、
政府が検討しているということについては、全く承知していない。西村次長はあくまでも一般論として、
1月1日に天皇陛下はさまざまな儀式や行事をお務めになられるため、
ご多忙であるという趣旨の発言をされたということだ。いずれにしろ、天皇陛下の公務負担軽減は、
現在、有識者会議で予断を持つことなく進められているわけであり、それ以上の答えは差し控えたい」と述べました。
http:// www3.nhk.or.jp/news/html/20170117/k10010842741000.html

元日の譲位「難しい」=宮内庁次長、会見で言及-新年儀式が終日続き
宮内庁の西村泰彦次長は17日午後の定例会見で、政府が検討している2019年1月1日の新天皇即位について、
「元日は皇室にとって極めて重要な日で、譲位、即位に関する行事を設定するのは
実際にはなかなか難しいのではないかと考えている」と述べた。
即位とともに元日から新たな元号とすることも、同様に困難との考えを示した。
譲位と改元の時期をめぐっては、今月10日以降、政府が19年1月1日に
皇太子さまの即位の儀式と改元を行う方向で検討を始めたとの報道が相次いでいた。
西村次長は、新年の儀式と重なる元日の即位は宮内庁として都合が良くないのではとの質問を受けた際、
「一般論として申し上げれば」と前置きした上で、
皇室では元日に新年祝賀の儀をはじめとした重要な儀式が終日続くと説明。
「そこにもう一つ大きな行事を設定するのは困難ではないか」と述べ、
一連の即位関連儀式のうち三種の神器などを新天皇に引き継ぐ「剣璽(じ)等承継の儀」を
元日に行うのは難しいとの見解を示した。
こうした見解は、一つ一つの儀式を大切にされている天皇、皇后両陛下の意向も踏まえての
「宮内庁独自の判断」と説明。天皇陛下が元日の譲位に否定的な意向を示したというわけではなく、
「あくまで宮内庁としての考え方だ」と強調した。今後、首相官邸側にも同様の意見を伝えるという。
元日の即位が難しい場合、越年と同時の改元も同様に困難になるのかとの質問には「そうですね」と答えた。
「1月1日で決まったような報道が相次いでいるので、宮内庁としての見解は示した方がいいと考えた」と述べた。
(2017/01/17-17:29)
http:// www.jiji.com/jc/article?k=2017011700440&g=soc


「退位の場合 全行為は新天皇に」有識者会議で宮内庁
1月23日 15時03分
政府は、天皇陛下の退位などを検討する有識者会議が今月11日に開いた会合の議事概要を公表し、
宮内庁の西村次長は、天皇陛下が仮に退位された場合には、陛下が重視されてきた被災地の訪問など、
公的行為を含めて新天皇が行われることになるという認識を示しています。
政府は、天皇陛下の退位などを検討する有識者会議が論点整理を取りまとめるのに先立って、
今月11日に開いた会合の議事概要を公表しました。
それによりますと、宮内庁の西村次長が、「仮に御代替わりがあった場合には、
陛下が象徴としてなされてきた行為は、基本的にすべて新天皇にお譲りになり、
象徴が二元化することはありえない」と指摘し、陛下が重視されてきた被災地の訪問など、
公的行為を含めて新天皇が行われることになるという認識を示しています。
また、西村次長は、「その後、何をされるかはご意思に基づいてお考えになるもので、
第三者が強制するものではないと考えている。
皇太子殿下は天皇陛下のなさりようを常に見ておられ、
陛下のご活動に対するご理解は十分である」と説明しています。
また、議事概要では、天皇陛下の退位について賛成論と反対論が記載される一方、
天皇陛下一代限りの退位について賛成する意見のみが記載されているほか、
将来のすべての天皇が退位できるようにすることに対しては、否定的な意見のみが明記されています。
http:// www3.nhk.or.jp/news/html/20170123/k10010849681000.html


「秋篠宮邸に転居」報道否定=天皇陛下退位後のお住まい―宮内庁長官
時事通信 1/26(木) 15:48配信
宮内庁の山本信一郎長官は26日の定例記者会見で、天皇陛下が退位後、
皇后さまと皇居・御所から赤坂御用地にお住まいを移される方向で同庁が検討しているとの一部報道について、
「今は内閣、国会で対応策を審議、検討されており、宮内庁が譲位後のお住まいを具体的に検討している状況ではない」と述べた。
報じられた、両陛下が赤坂御用地の秋篠宮邸に転居する案については、
「そのようなことは考えていない。誤解を放置するのはよろしくない」と明確に否定した。 
http:// headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000091-jij-soci

首相 安定的な皇位継承の在り方も検討する考え
1月26日 16時42分
安倍総理大臣は衆議院予算委員会で、皇族の数が減少する中、
皇位継承は国家の基本に関わる極めて重要な問題だとして、
天皇陛下の退位などをめぐる議論とは別に、安定的な皇位継承の在り方を引き続き検討していく考えを示しました。
この中で民進党の細野代表代行は、皇位継承をめぐって
「秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまに男のお子様が生まれなければ、皇位が断絶されてしまう。
女性の皇族が結婚後も皇室にとどまれる『女性宮家』を創設すべきだ」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は「安定的な皇位の継承を維持しておくことは
国家の基本に関わる極めて重要な問題で、慎重かつ丁寧に対応する必要がある」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「男系継承が古来、例外無く維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、
今回の公務の負担軽減などの議論とは切り離して、安定的な皇位継承の維持について
引き続き検討していきたい」と述べました。
また安倍総理大臣は、男系の皇位継承を維持するための旧宮家の皇籍復帰などについて
「総理大臣に就任する前、1つの選択肢としてありうると考えていた。
ただ、制度を作っても、対象者すべてから拒否されるということもありうる」と述べました。
一方、安倍総理大臣は天皇陛下の退位などをめぐり、
「政府の有識者会議の論点整理ではなく国会の議論に重きを置くべきだ」と指摘されたのに対し、
「政府として有識者にお願いしており、議論を重く受け止めるのは当然のことだ」と述べました。
http:// www3.nhk.or.jp/news/html/20170126/k10010853871000.html

  • 最終更新:2018-09-26 15:59:42

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