常陸宮両殿下金婚式

2014年9月

常陸宮ご夫妻ご結婚50年 「金婚式を迎え嬉しく思います」
常陸宮ご夫妻は30日、昭和39年のご結婚から50年の「金婚式」を迎えられた。
宮内庁を通じて同日発表したご感想で、
常陸宮さまは「2人揃って金婚式を迎えることが出来て嬉しく思います」、
常陸宮妃華子さまは「宮様のご健康に気をつけると共に自分の健康にも気をつけ、
出来る限りの務めを果たして参りたいと思います」とつづられた。
天皇陛下の弟の常陸宮さまは今年11月28日で79歳となるご年齢から車いすも使われるものの、
ご夫妻で東京・元赤坂の宮邸の庭などの散策やゴルフなどをされているという。
33年に学習院大理学部化学科を卒業し、魚類の腫瘍などをご研究。
客員研究員を務めた「がん研究会がん研究所」に今も週1、2度通われている。
日本美術協会や発明協会、大日本蚕糸会などの総裁を務められている。
華子さまは弘前藩主だった津軽家のご出身で、7月19日に74歳になられた。
日本いけばな芸術協会や日本・ラテンアメリカ婦人協会などの名誉総裁を務められている。
http:// sankei.jp.msn.com/life/news/140930/imp14093005000002-n1.htm

常陸宮同妃両殿下のご感想文の全文
《常陸宮さま》
私は、小さい時に身体が弱く色々な病気をしましたが、小児麻痺(しょうにまひ)を見つけて下さったのは、
母君香淳皇后でした。
この治療に当たり多くの先生方の大変なご努力により今の元気な私がおります。
昭和17年4月学習院初等科に入学と同時に日光(田母沢御用邸)に疎開したのが良い治療期間になりました。
中等科、高等科、大学(理学部化学科)まで学習院に通いました。
卒業後、東京大学の理学部動物学教室の研究生として細胞分裂の生物学を研究しました。
その後、現在のがん研究会がん研究所で人と下等脊椎(せきつい)動物(魚類など)の
腫瘍(しゅよう)比較の研究をしてきました。
長年にわたりご指導いただいた先生方に深く感謝します。
その間に幾つかの論文を国の内外の学会で発表しました。
昭和39年9月に華子と結婚して以来、日本全国各地を始め外国を公式訪問をし
色々な事を学び知識を広める事が出来ました。
今は、年相応に手足が不自由になってきましたが、それなりに務めを果たしていきたいと思います。
華子が側にいてくれるので、つい頼ってしまうところがあります。
二人揃(そろ)って金婚式を迎えることが出来て嬉(うれ)しく思います。

《常陸宮妃華子さま》
金婚式を迎えるに当たり正直驚いております。
顧みますととにかく、長くもあり短くもあり、無我夢中の日々を過ごして参りました。
昭和39年10月の東京オリンピックの開会式に揃(そろ)って出られますようにと、
9月30日にお式が決まったと記憶しています。
その年、新幹線も開通し、伊勢神宮(三重県)、神武天皇山陵(奈良県)へのお参りにも参りました。
突然のご縁でまだ学生気分が抜けない私には、宮家に上がり毎日が初めての事ばかりで、
宮様から「昨日は寝言で御所に上がった時のご挨拶(あいさつ)を言っていたよ」と
何度か伺ったことがございました。
翌年の秋には、ヨーロッパ諸国等11カ国を52日間掛けてのご訪問にお供いたしました。
それまで外国旅行をしたことのない私には、大変な出来事であり忘れられない思い出で、
今であれば泣いていたかもしれません。
宮様を始め周りの大勢の皆様に支えていただき、ご指導いただけた事に感謝いたします。
戦争の怖さを体験したことはございませんが、東日本大震災と津波、
原子力発電所の事故や大自然の災害は悲しい出来事でした。
これからは、宮様のご健康に気をつけると共に自分の健康にも気をつけ、
出来る限りの務めを果たして参りたいと思います。
記念日をお元気な宮様と共に揃って迎えられます事を深く感謝いたします。
http:// www.asahi.com/articles/ASG9Y5QBFG9YUTIL03G.html

  • 最終更新:2017-03-28 21:48:34

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