久邇晃子さん

浩宮さまのお妃候補だった久邇晃子さんについて

とあるブログ(現在はなし)
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ぼんやりと考え事をしていたらたまたま、昨日、縁あって
晃子さんという名の方と話をしたせいかふと学習院大学時代に哲学科の同級生だった
久邇晃子さんのことを思い出してしまった。
久邇さんは僕の大学在学当時現皇太子殿下の御妃候補といわれていた方だった。
淡々とした物腰の方で英語が堪能らしく
よく大学の図書館の新聞台でニューヨークタイムズを
僕たちが日本の普通の新聞を読むような感覚で読んでおられた。
授業でもそんなに闊達に発言をされるというような方ではなく
どちらかというとおとなしい感じだった。
クラブ活動は学習院大学のオーケストラで確かバイオリンを弾いておられた。
僕がクラシックが好きなことをご存知らしく
学習院のオーケストラのコンサートのチケットを買いませんか。と声をかけていただいたこともある。
その時は学習院大学哲学科の同級生で同じく当時、皇太子妃候補といわれていた
三井智子さん(同じく学習院大学のオーケストラでチェロを弾いておられた)から
チケットを買っていたので丁重にお断りした。
僕が「久邇さん、せっかくですけど僕もうチケット持ってるんです」と言ったら
久邇さんは「あら、三井さんから?」とやさしく微笑んでおっしゃった。
「そうなんです」と僕は答えた。久邇さんと学習院の図書館で顔をあわせた時
「ちょっと喫茶店でお話しませんか」とお願いしてみたことがある。
久邇さんは意外と気軽に応じてくださり
学習院大学のキャンパスの近くのルノアールという喫茶店で二人でお話した。
僕はクラシックが好きで久邇さんも学習院のオーケストラに所属しておられたので
音楽の話や語学の話をした。
やさしく気取らない感じで僕の話を丁寧に聞いてくださったという記憶がある。
もちろん久邇さんは旧皇族の家柄の方で僕の様な庶民とは住む世界が違うので
学習院卒業後はまったく音信がなかった。
それでふとしたきっかけで久邇さんのことがなつかしくなり
グーグルで検索してみたらなにか情報が得られるかも知れないと思い
検索してみたするとウィキペディアに久邇晃子さんのことが載っており、
1986年学習院大学卒業後1997年に東大の理科Ⅱ類へすすまれて
そこからさらに東大の医学部医学科を卒業され現在は精神科医をしておられるとのことだった。
大学を卒業して10年以上のブランクがありながら東大に進学してしまうなんて
やっぱり久邇さんてすごいなと思ってしまった。
もちろん久邇さん個人の力もさることながら久邇さんほどの家柄になると
私立大学の文系を卒業して10年以上もたってから東大の理科系を目指すなどということも
さほど違和感のないことなのかなと思ってしまった。
でもやっぱり東大っていうのはすごい。
僕は予備校に勤務しているから知っているのだけれど
現役のとき私立文系型の勉強しかしていなかった生徒さんが
旧帝国大学クラスの理科系に一年の浪人を経て合格するというケースは残念ながらほとんど皆無に近い。
いわんや東大をやである。それはともかく、
久邇さんのあの落ち着いてやさしそうで日本でも指折りの家系にお育ちになりながら
ちっとも偉そうな顔をなさらないお人柄ならきっといい精神科医になられるだろうなと思った。
久邇さんのことを思い出しながらちょっと学習院大学時代のノスタルジーにひたってしまった。




久邇晃子さんの論文


文藝春秋 2011年12月号
愚かで痛ましい我が祖国へ ― 旧皇族の問題提起 ―
久邇晃子
どうか原子力政策を転換してください 旧皇族出身の女性が3・11に思うこと」

愚かで、痛ましい我が祖国。
美しい日本の野山を見ると、じっと耐えている東北の人々の姿を見ると、涙が止まりません。
どうか、原発依存から徐々に脱却し、最終的には脱原発を実現する、という
大きな目標に向かって方向転換する舵を切ってください。
原子力そのものに、そして原子力発電に関わってきた多くの人々には、
その労苦と、今まで私達にもたらしてくれた恩恵に心から感謝したいと思います。
その上で、危険度が高いもの、止めやすいものからスピード感をもって順に止めて廃炉にしていく
何ゆえ今回の震災で、これほど世界中の国々が日本をサポートしてくれたのか?
日本が、戦争に負けて以来、自尊心の非存在に苦しみながら、
なんとか世界の中の名誉ある地位を回復したいと努力してきた、そのために黙々と働き続けてきたこと、
そのことを世界の人々、特に非西欧の人々(特に、日本が侵略して傷つけてきた国々以外の非西欧の人々)が、
静かに、じっと見続けてきてくれたからだ。
彼等はみな、苦労しているし、心の痛みを知っているからだ。
たとえば、ヨーロッパの中でも、東欧の人たちや、ラテンアメリカの人たち。中近東のひとたちも。

今、日本人が窮乏に耐え、必死に歯を食いしばって、自然エネルギーを基盤とした社会を築いていく道に
一歩踏み出したら、そしてもしそれに少しずつ成功したら
(必ず成功します、特許のことを、日本人の技術者魂と自由な心を見たら。「はやぶさ」が帰還した国ですから)
これらの人たちは、心の底から喜んでくれる。

http:// d.hatena.ne.jp/cangael/20120114/1326499072

  • 最終更新:2017-04-23 12:03:39

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