「愛子さまと呼ばないで」-彼女が天皇になる日


週刊現代 2014年7月19日号
「男だったらよかったのに」と傷つけられ続ける人生、でも……
「愛子さまと呼ばないで」-彼女が天皇になる日
(略)
あるご学友の父兄は、こう証言する。
「初めのうちこそ、クラスの子供たちも興味津々で『どんな子なんだろう』と話題にしていたのですが、
ここ最近は『無愛想』『人見知りなんじゃない?』といった評判をよく聞きます。
友達と呼べるご学友は少なく、部活にも入られず、初等科のクラブ活動で一緒に管弦楽やバスケットボールをしていた5~6人と過ごされることが多いようです。
逆に言えば、他の子とはほとんど付き合っていらっしゃらない。
遅刻の話は本当ですよ。5分や10分ならまだしも、午後から登校されて、先生もそのことを全く注意しないのですから、
他の子たちは不公平だという思いを募らせている。
しかし、不満を大っぴらに口にするわけにもいかない。陰で『うざい』『面倒くさい』とこぼす子も出始めています」
(中略)
友人の輪には今一つ馴染めない。天真爛漫な「プリンセス」として生きられればよいのだが、
それも許されない。希望に満ちているはずの中学校生活は、進むべき方向が見えない愛子さまにとっては閉塞感ばかりだ。
愛子さまの本音はおそらく、もう「愛子さま」と「さま」付けで腫れ物に触るように扱われるよりも、
普通の女の子にしてくれたほうがよっぽど気が楽でいいのに――といったところだろう。

ジャーナリストで、今上天皇のご学友でもある橋本明氏がこう言う。
「私は、悠仁さまが成長されるまでの間だけでも、愛子さまを女性天皇候補として認めてはどうかと申し上げたい。
そうすれば、雅子さまと愛子さまにも目的意識をもって日常生活を送っていただくことができる。それが可能な環境が、東宮家には整っているはずです」
しかし、すでに皇室の内部において、愛子さまと悠仁さまの将来設計の違いは、皇太子ご一家と秋篠宮ご一家の「教育方針」の違いとして表れている。

精神科医の香山リカ氏が話す。
「皇太子ご一家は、愛子さまをひとりの人間として幸せにしたい、というご希望が強いようです。
一方で秋篠宮ご一家は、昨年3月に悠仁さまと伊勢神宮を参拝されたり、
天皇皇后両陛下のもとへ頻繁に連れてゆくなど、皇室の一員という自覚を早くから促すような育て方をしていると言えます。
現在は、女性宮家創設の議論も中途半端になったままです。
そのうえ、将来愛子さまが皇室にとどまるのか、それともご結婚されて民間のお立場になるのか、という点さえ不透明ですから、
皇太子ご一家はなかなか教育方針を定めることもできないというのが実情ではないでしょうか」
(中略)
眞子さまや佳子さまはこのところ、休日になると2人で連れだって買い物を楽しんでいるというほど、比較的自由な生活を送っている。
しかし、愛子さまの周辺に目を移すと、中等科に進学して以降、周囲の警戒はむしろ厳しくなった。
「登下校の際には6~8人のSPが警護に付き、皇宮警察の覆面車両が何台も学習院の周囲をグルグル走り回る厳戒態勢です。
生徒の間にも、初等科の頃よりもきつい箝口令が敷かれ、もちろんインターネット上での愛子さまに関する書き込みもかたく禁じられています。
クラスメイトの父兄の中には、先生に『もう面倒だから、ウチの子のクラスを替えてくれないか』と申し出る人まで出ている」(前出と別のご学友の父兄)
(中略)
ひとりの女の子として学校生活を楽しもうとすれば、ご学友たちに敬して遠ざけられる。
皇室の内部では、まるで悠仁さまの「補欠」のように扱われる。
それなのに、国民からは「女性天皇」の期待をかけられる――そんな愛子さまの気持ちを、真剣に考えようとする人はどれだけいるのだろう。
皇族として生きることに、それなりの義務や責任が伴うのは確かだ。しかし少なくとも、人生を否定されるほどの理不尽を味わういわれはない。
国民はもっと愛子さまの内心を慮り、そのお立場に敬意を払って見守るべきではないだろうか。

  • 最終更新:2017-04-30 09:41:28

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